羽二重など生地を探しているときに「匁」という文字を見かけたことはありませんか?
4匁 とか 12匁 とか。
その「匁」について説明します。
匁(もんめ)とは
タイトルにも書いてありますが・・
読み方は「もんめ」です。
匁(もんめ)とは 尺貫法の単位の一つで
1匁(一匁)=3.75g
生地約93cm×93cmあたりの重さが3.75g=1匁 となります。
なので
4匁 3.75×4=15g
6匁 22.5g
8匁 30g
12匁 45g
(約93cm×93cmの重さ)
4匁、6匁・・軽目(かるめ)羽二重
8匁、12匁・・中目(なかめ)羽二重
匁が小さいほど薄め、匁が大きくなるほど、厚みがあり、しっかりしたものになります。
羽二重について
羽二重とは上品な光沢があり、高級な着物の裏地、つまみ細工用、マスクの生地などに使用されています。
平織りが緯糸と同じ太さの経糸1本で織るのに対し、羽二重は経糸を細い2本にして織り織機の筬の一羽に経糸を2本通すことから羽二重と呼ばれます。絹を用いた場合は 光絹 ( こうきぬ ) とも呼ばれます。
羽二重と言えば絹(シルク)と思っていたのですが ポリエステルやレーヨンの羽二重の生地もあります。
つまみ細工に使う絹羽二重
ringoprin で扱ってい絹羽二重の厚み(透け感)は下の写真のような感じです。
数字が小さいほど薄い生地となります。
4匁
6匁
8匁
12匁
ringoprin で扱っているものは4匁、6匁、8匁、12匁ですが
4匁、6匁、8匁、12匁以外の羽二重もあります。
4匁の作品例。
12匁の作品例。(染めた生地を使用)
正絹羽二重 4匁 6匁 8匁 白生地 お試しセット 各50cm や
お試し用に 約94×25cm 約94×20cmセット もあります。